風しんが流行しています
風しんは国内で2000年以降、年間10例以下しか発生していませんでした。
しかし、2013年~2014年に流行し、今年(2018年)もまた流行しています。
今年発症した患者数は全国で500人を越えようとしています(9月19日現在)。
世田谷区内でも20代から50代の男女で発症したケースが報告されています。
海外旅行に行った後のほか、ライブハウスなど換気が不良でかつ人の多い空間で感染したと考えられるケースがあります。
1994年以前に生まれた男性は(小児期に予防接種を受けていないため)、風しんに対する抗体の保有率が低いといわれています。
妊娠中の女性が風しんに感染すると、胎児に先天性風しん症候群のリスクがあります。
心配な場合は血液検査で風しん抗体の測定をすることをお勧めします。
なお、世田谷区在住の妊娠を希望する女性とその配偶者は、無料で風しん抗体を測定することができます。詳細はこちら