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消化器内科

カンピロバクター腸炎

カンピロバクターという細菌が原因の腸炎です。
症状は腹痛、発熱(38-39度になることもあります)、下痢(ときに血便)で嘔吐することもあります。
食中毒の一種ですが、原因としてはノロウィルスの次に多いといわれています。
生肉やレバー(特に鶏肉)に含まれることが多く、加熱していない場合感染することがあります。
クリニックでは、焼鳥屋さんや居酒屋さんで食べた鶏の刺身や充分焼いていない焼鳥が原因で発症するケースが多いようです。
発症するまでの潜伏期間が2-7日と比較的長いので、以前に食べたものをよく思い出していただいて初めて原因がわかることもあります。
焼鳥などはその肉に毒素が含まれているか、あるいは調理時の火の通り方にもよりますので、一緒に食事をした人すべてが感染するわけではありません。
高熱が出るのでいわゆる「胃腸風邪」かと思って受診されるケースもあります。
急性期には抗菌薬(抗生剤)を使うこともあるのですが、たいていの場合は自然治癒します。
まれにギランバレー症候群という神経疾患を併発することがあります。

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