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消化器内科

消化管寄生条虫症

寄生虫の1種である「サナダムシ」が寄生する病気です。
サナダムシは扁平で長い寄生虫で、10mに達することもあります。
その形状が「真田紐」に似ているため、この名前がつけられました。

国内で感染する場合は、日本海裂頭条虫がもっとも多く報告されています。
サケ、マス類を生食した場合に感染します。
第2次大戦中や戦後にはあまり見られなかったようですが、1970年代から患者数が増加しています。
これは流通経路の発達したことが大きな理由です。
北陸地方や北海道で捕れた新鮮なサケ、マスが都会で生食できるようになったため感染するケースが増えたと考えられます。
また、サケ、マス市場のグローバル化に伴って、最近では欧州やニュージーランドでも日本海裂頭条虫による感染が報告されています。
日本海裂頭条虫は、以前は北欧などにいる広節裂頭条虫の1種類だと考えられていましたが、その後の研究で独立種と考えられるようになりました。

腹痛や下痢を起こす場合がありますが、自覚症状のない場合も多くあります。
「きしめん様」のものが肛門から排泄されることにより気がつきます。
仮に切り離された一部分が排泄されても頭部が残っている限り寄生虫は増え続けます。

豚肉から感染する有鉤条虫や牛肉から感染する無鉤条虫もあります。
これらは東南アジアなどの旅行先で肉を生食した後に感染しています。

当院でもたまにこれらの感染症の方が受診します。
疑わしい場合は専門の病院を紹介して駆虫しています。
確実に診断するためには、排泄された虫体があれば役立ちます。
もちろん、感染しないためには上記のようなものの生食は避けることが必要です。

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