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消化器内科

便秘症

便秘は腹痛や腸の障害のほかさまざまな体調不良の原因になるいわゆる「万病のもと」です。

若いころから便秘症の方は少なくありませんが、便秘は加齢とともに悪くなる傾向があります。
食生活、睡眠などで規則正しい生活をする、水分や乳製品、食物繊維を摂る、適度な運動をする等の注意が必要です。
また、ストレスも便秘の原因になります。

生活の注意だけで改善しない場合は下剤を内服します。
下剤には便を軟らかくするタイプの下剤と、腸を刺激するタイプの下剤があります。
便を軟らかくするタイプの下剤は、緩下剤といって比較的緩やかに作用する下剤です。

通常1日1-3回食後に内服することにより、食べたものが便になるまで水分を保持したまま軟らかい便になる・・・すなわち排便しやすい状態の便になるように作用します。
酸化マグネシウムという薬が多く使われます。
腸を刺激する作用はありませんので、腹痛が起こることはありません。また、長期に使っても効果が弱くなるということもありません。
ちなみにマグネシウム塩は豆腐のにがり成分にも含まれているものですので、酸化マグネシウムは食品の成分に近いものだといえます。

緩下剤を使ったうえで効果が少ない場合は、センナ、ピコスルファートナトリウムなど腸を刺激するタイプの下剤(腸の動きを促す下剤)を追加して排便をコントロールすることが望ましいと考えています。

 

【新しいタイプの下剤について】

最近新しいタイプの下剤がいくつか登場していますので紹介します。

① ルビプロストン(アミティーザ)
2012年から登場している下剤です。
腸管内への腸液の分泌を増加させる作用があります。
それにより便を軟らかくして排便を促進させます。

② リナクロタイド(リンゼス)
ルビプロストンと同じような働きの薬です。
当初は便秘型の過敏性腸症候群の薬とされていましたが、2018年から便秘薬として使えるようになりました。

③ エロビキシバット(グーフィス)
胆汁酸は肝臓から分泌される胆汁の成分で小腸の中を流れて、主に小腸の末端で再吸収されます。
一方、胆汁酸は大腸の動きを促進して水分の分泌を促す・・・いわば下剤のような役目をしています。
この薬は胆汁酸の再吸収を阻害する作用があります。
それによって大腸に流れる胆汁酸を増やして排便を促します。
2018年に登場しました。

④ モビコール
ポリエチレングリコールと食塩、塩化カリウムなどの電解質を成分とした薬です。
粉の薬ですが、水やジュースなどに溶かして内服します。
腸の中の水分を増やすことにより、排便を促す作用があります。
これまで、大腸内視鏡検査の前に腸の中をきれいにするために使っていた腸管洗浄薬と同じような成分です。
2018年に登場しました。

下剤はその効果だけでなく副作用の有無などについても、内服する人との相性の良し悪しがあります。ご自分にあった薬を選択するのがよいでしょう。

もちろん大腸がん等腸の通過を障害する原因が考えられる場合は、必要な検査をします。

 

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