インフルエンザが流行しています
インフルエンザ(インフルエンザA型)が大流行しています。
インフルエンザの予防にはよくいわれているように手洗い、うがいを励行することです。
また、この時期は人の集まるところになるべく近づかないように心がける方がよいでしょう。
一方、家庭内で家族から感染する「家庭内感染」も30%程度あります。
感染は発端者の発症から2日から3日後に多くみられ、6日目以降の発症は少なくなります。
感染しても症状の現れない不顕性感染も存在しています。
家庭内での感染を減らすために発端者を早期に(抗インフルエンザ薬などにより)治療することはもちろんですが、隔離など他の家族と接触する機会を減らすことが重要です。
隔離だけではなく患者がマスクを着用するのは感染の予防に効果があります。(患者以外の家族のマスク着用についての評価は定まっていません)。
患者が解熱した後もウィルスが数日間残存していることがあり、解熱後最低2日間は他の人にうつさないよう注意が必要です。