帯状疱疹予防接種のおすすめ
帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)のウィルスが原因です。
小児期などに感染した水痘ウィルスが肋間神経などの神経節に潜んでいて、これが活動を再開することにより発症します。
治療としては抗ウィルス薬を投与してウィルスの活動を抑えますが、治療の開始が遅れると頑固な痛み(神経痛)が残ることがあります(内科記事「帯状疱疹」参照)。
発生頻度は年間1,000人当たり5人程度ですが、50歳以上で発生頻度は急激に増加します。
70歳以上では1,000人当たり10人以上に発症するといわれています。
疲労、ストレス、睡眠不足など、からだの免疫力が弱まった時に発症しやすくなります。
予防のためには充分休養をとることが必要です。
また、予防接種として水痘ワクチンを接種することが勧められています。
予防接種により帯状疱疹に罹ることを予防することができるだけではなく、仮に帯状疱疹に罹っても症状が軽くてすみます。
わが国では2016年3月から50歳以上で、帯状疱疹予防のためにこの水痘ワクチンを接種することが認められています。
接種ご希望の方はお電話にて予約を承ります。(03-3706-3311)